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執筆者の写真藤原 嘉騎

[ Lightroom講座 2 ] コレクションとは

更新日:2020年10月12日


更新が遅くなりましたが、第2回 Lightroom講座です。 前回はLightroomを始める為にまず作成するカタログについて説明しましたが (Lightroomを始めよう!) 今回はコレクションについて説明したいと思います。

Lightroom を使うにあたり、撮ってきた写真をどんどんカタログに読み込んでいくわけですが、 何千枚、何万枚と写真が増えてくると管理や検索が大変になってきます。 そんな時に重宝するのがコレクション機能。 Lightroomには「コレクション」「スマートコレクション」「クイックコレクション」と3つのコレクションがあり、 自由度がかなり高く、それぞれの好みのやり方で写真の整理をする事ができます。

クイックコレクションとは まずは左サイドバー真ん中あたりにあるクイックコレクションです。[ 写真1] クイックコレクションは画像を一時的にクループ化する機能で、カタログ内に取り込んだ写真から良いと思った写真をまとめる事ができます。 メニューバー「写真」→「クイックコレクションに追加」で入れていく事ができます。あるいは、サムネールの右上にある「クイックコレクションマーカー」(取り込んだ写真画像右上にある小さな○印を押すだけ)で簡単にクイックコレクションに入って行きます。分かりにくいですが[ 写真1]の一番左下に表示されている画像にも○印が出ているのが分かります。 クイックコレクションの使い方としては、取り込んだ写真の閲覧時に見つけたお気に入りの写真や現像候補の写真などを入れるといいかもしれません。 [ 写真1]

コレクションについて こちらはサイドバー下部にあります。 複数の写真を一つの場所にグループ化する機能で、異なるフォルダの写真をまとめて表示でき整理や分類などの操作ができます。 コレクションパネルの右側の➕をクリックするとメニューが現れ [ 写真2] 「コレクションを作成」でコレクション作成画面に移ります。 [ 写真3] メニューバー「ライブラリ」→「新規コレクション」でも作成できます。 コレクションもクイックコレクションと似いてこちらも自分で写真を追加して行きます。 [ 写真2]

[ 写真3]

スマートコレクションについて カタログ内の取り込んだ全写真に対して自分が指定した条件で写真を集めててくれます。 例えば『撮影日』であったり『カメラ』であったり『レーティング』や『ラベル』 さらには『焦点距離』なんかでも絞ることができます。 他にも多数の項目がありこれらの条件をいくつも組み合わせてさらに細かく設定し、写真を絞ることができるのでとても便利です。 コレクションパネルで➕アイコンをクリックし「スマートコレクションを作成」。あるいはメニューバー「ライブラリ」→「新規スマートコレクション」でも作成できます。 例えば2017年6月に撮影した写真で、レンズ焦点距離50mmで撮影したものを集める場合は[ 写真4 ]のように設定します。 このように簡単に設定できるので、仕事で写真を検索する際も依頼側の条件にあった写真をすぐに出すことができます。 [ 写真4 ]

コレクションの使用例 &コレクションセット 以上がコレクションの説明でしたが、参考として私の使い方を紹介すると まず、コレクションパネル横の➕をクリックし『コレクションセット』を作成。「2017」「2016」など撮影年別で複数作ります。 その後でスマートコレクションを撮影月と場所で細かく設定し作成します。 例:)「2017 01 北海道 道央」    「2017 01 北海道 道東」    「2017 02 九州 阿蘇」 この時に、[写真4]の上部にある「コレクションセット内」にチェックし、先ほど作成した「2017」や「2016」などのコレクションセットが空白部分に出てくるので、スマートコレクションの内容に該当するコレクションセットを選び その中に入れていきます。 これで、年別で検索→月・撮影地別で検索ができるようになりました。 [ 写真5]

他にもコレクションセットで「ポートレート」「風景」などで分けるのもいいかもしれません。 作成したコレクションセットやスマートコレクションは、自由に他のコレクションセットやスマートコレクションに入れ替えできるので気軽に作成し自分で使いやすいやり方を試してみてください。 次回はいよいよ現像編へ。

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