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執筆者の写真藤原 嘉騎

[ Lightroom講座 4 ] 基本補正の説明

更新日:2020年10月12日


今回はLightroom現像の核ともいえる基本補正の説明に入ります。 いろんな項目があり、取っつきにくい感じのするLightroomですが 簡単に説明していくとこんな感じです。 上記写真は現像前と現像後です。 ●露光量 全体の明るさを調整。 プラスにスライドすると明るく、マイナスにスライドすると暗くなります。 ●コントラスト 明暗差を大きくしたり小さくしたりします。 プラスにすることでくっきりし、マイナスにすることでぼやけた感じになります。 ●ハイライト・シャドウ・白レベル・黒レベル この4つは似たような感じなのですが、使い方を覚えればものすごい武器になり、私の現像では必ずと言っていいほど使用する最重要パラメーターです。 少しわかりにくい部分なので使用前→使用後の画像をつけて各項目ごとに説明して見ます。 ●ハイライト 画像の特に明るい部分に効果がかかります。プラスにすることで明るい部分がさらに明るくなり、 マイナスにすることで明るい部分が暗くなります。 使用例としては白飛びを押さえる時や明るくなりすぎた部分のディテールを出す時などに使用します。 例えば下記画像の様に空が明るくなりすぎてしまい雲の存在やディテールがない時にマイナス方向にスライドさせます。そうする事で空の色や雲のディテールがはっきりし、より印象深い写真にすることができます。(効果をわかりやすくする為にハイライトを-100にしています)
●白レベル ハイライトよりもさらに広範囲の明るい部分に補正がかります。 パラメーターをスライドすることで明るさに加え、コントラストもより変化します。今回はパラメーターをプラス方向にスライドさせました。それにより建造物の屋根や桜もやや明るくなり、コントラストも強くなっていることがわかります。(効果をわかりやすくする為に+100にしています)
●シャドウ 写真の暗い部分に補正がかかります。暗い部分をより暗くしたり、明るくしたりします。下記画像ではパラメーターをプラス方向にスライドさせることで屋根や桜部分が明るくなっているのがわかります。全体の明るさへの影響が少なく、空の光量を殆ど変化させることなくシャドウ部のみに効果を適用できるので非常に便利なツールです。(効果をわかりやすくする為に+100にしています)
●黒レベル シャドウよりも広範囲で暗い部分に補正がかかります。 ここではパラメーターをマイナス方向にスライドさせました。暗さに加え、コントラストも上がっていきくっきりします。(効果をわかりやすくする為に-100にしています) *ハイライト・シャドウは狭い範囲に、白レベル・黒レベルはより広い範囲に効果がかかります。
●明瞭度 画像をはっきりくっきり、やわらかくぼんやりさせる事ができます。プラスにスライドする事で中間調のコントラストを高め、色の濃淡にあまり影響を与えることなく写真のメリハリをつけます。 マイナス方向にスライドさせるとソフトな雰囲気にする事ができます。 ●彩度・自然な彩度 彩度は全ての色が純色に近づきます。 自然な彩度は鮮やかさの中間値を調整します。画像の一番明るい部分の色は変えずにそれよりも暗い部分の彩度を変化させる事ができます。 聞きなれない言葉ばかりで難しい印象ですが、何も考えずに色々とパラメーターをスライドし、変化を見るだけでも面白いと思うのでぜひ触ってみてください。

1 bình luận


Tara F
Tara F
09 thg 9, 2021

Very nnice post

Thích
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